30代目前のOLが人脈・実績・スキル0からスタート。私がフリーランス・会社起業を選んだ理由

はじめまして。
人脈・実績・経験0からスタートした会社員から、フリーランス(個人事業主)を経て会社起業をした「UTAKO」です。

これまで、300名以上の副業、フリーランス未経験の方の仕事獲得までの実践的なサポート、500名以上の悩みや不安のカウンセリングをしてきました。

普段自分語りはあまりしませんが、活動の中で「どのように歩んできたのか知りたい!」という声を多く寄せていただくので、記事としてまとめることにしました。

私の経験を通して、「自分にもできるかも」と何かプラスなことを感じてもらえたら嬉しいです!

長めになっているので、ご自身の知りたい内容は目次から選んでくださいね。

目次

現在

現在、株式会社YAMAMOMOを経営しています。

事業柱は、総合ビジネスコーディネーター・キャリア講師業

3社と長期継続契約、事業拡大に向けて準備中です。

総合ビジネスコーディネーターとは、企業で、さまざまな分野の専門的な知識や経験を活かしてサポートを行うお仕事です。例えば、スタートアップ企業の商品企画・展開・カスタマーサポート・仕組みづくりなど…マルチタスクにサポートをしている働き方です。

3社とも、メインは在宅業務。

A社は完全在宅の講師業

B社は、9割在宅講師及び運営サポート業務

C社は総合ビジネスコーディネーターとして、7割在宅、3割ほど都内や関東近郊の現場へ足を運ぶ機会があります。

現在は月商50万円以上を報酬としていただいており、月商100万以上を達成した月もあります。

今は、会社として歩んでいますが

個人でのお仕事、最初の一歩は、クラウドソーシングサイトで受注した1記事100円(1文字0.1円)のお仕事からスタート。

幼少期〜会社員時代

今は自己肯定感も高く、お会いした方は想像できないかもしれません。
実は、幼少期から自己肯定感が低く、いつも「自分なんて」「他人からどう思われるだろう」を日々気にしていました。中学・高校は自分自身が何者かわからず、学校も遅刻しがち…挙げ句の果てに出席日数と単位が足りず、先生の配慮がなければ卒業もできませんでした。

この状況で大学受験。合格できたのはFランと言われる大学です。

目標を持って大学進学を選択しなかったため、在学中は「サークル活動」と「バイト」に明け暮れ、単位のため授業は最低限の出席という生活を4年間過ごしました。

就職活動はもちろん難航

エントリー100社、エントリーシートを手書き作成で約50社に提出、一次面接7社、最後の最後に従業員100名ほどの旅行会社に内定をもらい、そこに就職を決めました。「観光系の学部」だったことに救われました。

配属部署は、5名ほどの国内旅行セクション。2年目になると新設された支店へ異動し業務をしていました。

当時は、朝6:00の電車で出社、夜は23:00の終電で帰宅、休みは日曜日+シフト制という生活でした。新しい環境で心身ともに疲れていましたが、気の合う同期が1人同じ部署だったので最初は頑張れました。一緒に働く上司や同僚は素敵な人が多かったので、楽しかったです。

しかし、2年目になり、仕事に慣れてくると漠然とした将来の不安を感じ始めました。

結婚やライフワークバランスを考えた時に、長くは続けられない…

毎日決められた時間に出社、退社を繰り返すこのままの生活でいいのか…

ボーナスは1桁、年次も数千円UPと年収も上がらない…

ちょうど配属部署を閉めること、結婚が決まったので、約2年勤めた旅行会社を退職しました。

転職先は、自宅から近いゴルフスクール運営会社です。実家の事業を手伝うことになりました。業務内容は、事務・営業・ツアー企画立案などマルチタスクな内容。業界の方もお客様もとても素敵な方ばかりで良い環境。

一見すると、親の会社に入って安泰と思われますが、常にモヤモヤを抱えてました。

漠然と日々文句やネガティブな感情を抱きながら過ごす生活に嫌気を感じる中で

「ずっと”何か”挑戦したい」と感じている自分に気づきました。

しかし、”何か”に対する明確な方向性はありません。

この先どうしようと悶々と過ごしてました。

目指すきっかけ

そんな時、新型コロナウイルスの流行1年目を迎えました。

在宅勤務になり、時間にゆとりができました。

隙間時間で何かしよう…と考えたことは、夫と夫の友人と一緒に

コロナで打撃を受けた、事業者を支援する記事を無償で書いて応援するブログ運営

旅と暮らしのメディア レブンスカイ

百貨店で開催される「大北海道展」イベントは軒並み中止。出店店舗の方が困っていると考え、無償で商品を紹介しますとメールで打診。依頼をいただけた企業さんの記事を執筆、掲載していました。

微々たる支援ですが、お礼をいただいた時は心がほっこり、ほろりと涙、会社員時代では感じることのできなかった感情を体験することができました。

この時、「自分の力で何か行動をし、誰かが喜んでくれる」ことに楽しみや心の充足感を感じました。

後日談ですが、コロナが明けて百貨店のイベントで出店されている姿を見て、「実は記事を書いていた中の人」としてお店の方と直接交流をした時の喜びは鮮明に覚えてます。

副業スタート

自分で行動すると、会社員では得られないことを得られる、もしかしたら個人の働き方が合っているかもと気づきました。

一方で、個人で仕事を受注する経験はありません。

本当に自分にできるのか

収入を得ることができるのか

何からスタートすれば良いのか

という不安ばかり募ります。

そこで、

クラウドソーシング「ランサーズ」

にお試し登録。

他にもクラウドワークスなど色々なお仕事マッチングサービスが展開されていますね。

当時ランサーズを選択した理由は、業務の中で発注側として利用した経験があり馴染みがあったからです。

受注側は初めてですが、登録やお仕事応募は無料、お仕事のクラウドソーシングの中では老舗だったので、まずは登録して、自分に市場価値があるのかできることから体験しようと思いました。

仕事を調べてみると、「ライター」業務があります。レブンスカイで記事を書いていたしという安易な考えから、色々と応募しました。しかし、全然マッチングしません。

理由は、実績がないのに単価の高い仕事に応募していたから

そこで、徐々に応募内容のハードルを落とし、最終的に獲得できたのは

1記事100円(1文字0.1円)のお仕事で10記事まとめて納品、1,000円(税込)報酬です。ここからランサーズの手数料と振込手数料が引かれるので、手元に残るのは600円程度

スキルや経験、実績のない人間が得られる仕事の現実に直面しました。

ランサーズでは、マッチングした人のプロフィールなど閲覧できます。

高単価のお仕事を獲得している人のプロフィールを見ると共通点がありました。

・高評価数が多い

・プロフィールをしっかり書いている

プロフィールは、なんとかできそう…残るは実績

実績作りのために

目標金額は1万円達成するまではとにかくやり切る

低単価案件は実績評価を目的にする

を目標に隙間時間があれば案件応募→作業→納品を繰り返しました。

運よく、1記事100円(1文字0.1円)のお仕事で10記事まとめて納品のクライアントからも継続依頼をもらいました。

実績評価が7~8件溜まったところで、

できることから行動すると塵も積もって次のステップを視野に入れられることを学びました。

実績作りのフェーズでは、時間と報酬のバランスに差異があり、これで生活できるか…という現実的な厳しさを感じた一方、小さな成功体験とクライアントからのお褒めの言葉により

徐々に「自分にもできるかもしれない」というマインド変化を感じました。

次の目標は少し単価と、時間効率を上げることにしました。

単価の高い仕事は、募集の時点で「SEO」や「検索順位を意識できる」など条件がありました。

スキルがないと仕事挑戦ができないことに直面し、低単価の継続案件を受注しながら、「SEOとは何か」「どのようにリサーチするのか」など、ライティングの勉強もしました。

結果、旅行関係の記事執筆 1記事3,000円スタートの案件とマッチング。契約後に判明したのは、大手メディアの記事執筆。

マッチングできた理由を後日確認したところ、

旅行会社の経験

高評価の実績

コミュニケーションが丁寧で信頼できる

でした。

この案件を受注できたことで、目標金額は容易に達成。

個人での働き方は、

1件高単価案件を受注できれば、目標達成に繋がる

収入の飛躍力が違うことを実感しました。

継続依頼に繋げ、最終的には記事執筆・リライト業務・途中作業の記事作成など、任せていただき平均受注単価は6,000円ほどまでに。

継続して、低単価から大手メディア記事執筆を受注していたので

開始2.5ヶ月ほどで、高評価20件以上獲得し、認定ランサーになることができました。

退職を決意したタイミング

認定ランサーになってすぐ、某上場企業からランサーズ経由でメッセージが届きました。

「プロフィールを拝見させていただきご連絡させていただきました。
当社のアシスタント事業部にて運営しているサービスでクライアント様とのコミュニケーションをとっていただける方を募集しております。」

稼働時間は、フルタイム在宅勤務・収入想定24万円/月、長期継続を想定・カスタマーサクセス事業部の立ち上げ運営スタッフという条件でした。

この時、副業での活動だったためフルタイム勤務は難しい…と考え

「大変興味がございますが、現在勤め先に所属しており、フルタイムでの勤務が難しい状況でございます。

せっかくご連絡をいただいた中で、恐縮ではございますが、貴社のご希望に沿った業務が難しいと考えておりますので今回は、遠慮させていただけましたら幸いです。」と回答。

先方も、断りの旨承知しましたと連絡が来ました。

この時、一歩立ち止まり考えたのです。

今の給与と時間工数はほぼ同じ、完全在宅になる

辞めたいという意思が決まっているのであれば、挑戦してみても良いかも

今まで携わったことのない業界だけど、個人受注するとスキルアップ・実績になるかも

と気持ちに迷いが。

そこで、お断りメッセージを送り、一度会話はクローズしているにも関わらず

「当方⚪︎月末に現在の会社を退社予定となりますので、2ヶ月以降でお力になれること等ございましたらお気軽にお声がけいただけましたら幸いです。」と再度連絡をしたところ、

「2ヶ月後に稼働スタートする人もいるので、もしよろしければ先んじて面談しませんか?」

と返信をいただきました。

実際に面談をした結果、内定が決まり春以降、正式に契約締結が確定。

契約締結が決まったと同時に、3年勤めた会社へ退職意思を伝えました。

この時、副業を始めて約半年ほどで決断に至りました。そして退職し、お仕事稼働がスタートすると同時に

開業届を提出し、晴れて「フリーランス(個人事業主)」に!

(退職にあたり、親族経営会社ならではの一悶着あり、辛い経験もありました。詳細は別の機会に…)

フリーランス1年目

無事に会社退職ができたのも束の間、

実家の支援なし、貯金50万円、0スタートです。

唯一の救いは、結婚をしていたので夫の扶養に入れるということ。

社会保険や年金の支出は、頼ることができました。

春からの案件は決まってましたが、フリーランス(個人事業主)=収入の不安定という

不安はついてまわります。

また、社宅として住んでいたお家も、家賃は退職と同時に丸々支払いが必要。

固定費も上がったのです。

サラリーマンのように、毎月一定の収入を得られる保証はなく、実力主義の世界。

根拠のない不安に襲われ、考えたリスクヘッジは

収入の柱を増やして、できることを増やすこと

クラウドソーシングサイトを活用して、仕事を取る方法は身についたので、

他の手段での収入源を作ろうと考えました。

課題と乗り越え方

まず考えたのは、「自分で提供するサービス作り」

今まで、既存の依頼に対して作業をする働き方から、自分でコントロールできる仕事をしたいと考えたのです。

既存依頼の働き方は、契約満了と同時に収入0になります。

一方、自分サービスであれば、いくらでも収益化の方法や手段があると考えたのです。

まずは、継続することが大切

続けられるのは、好きなこと・できそうなこと

これらの軸で考えてみました。すると

食べること・お酒を飲むことが好き=料理教室という発想になりました。

料理教室で検索すると、副業や個人で活動している人がたくさん

みなさん資格を持っていたり、素敵な方ばかり…

自分には太刀打ちできないと思い、悩みました。

悩んだあげく、出した解決策は

「コロナも2年目でそろそろ落ち着くでしょ、オリンピック前だから、インバウンド需要がある」

この、漠然とした仮説で外国人向け料理教室で行こうと考えたのです。

しかし、料理教室はやったことがありません。ネットで情報収集を進めると

外国人向け料理教室のキャリアスクールを発見

単価の高い仕事をするなら、スキルが必要ということは副業を通して学んでいたので

心のどこかでは、学ばないとという意識は芽生えていました。

試しに無料相談会へ参加すると主催者の方と1:1での時間。

自己投資もしたことなく、過去旅行以外で出したことのない金額での受講

受講期間も2週間ほど…。

正直、自己投資したからといって、結果を出せるとは思えませんでした。

なぜなら、「やり方も知らないし」「強みもわからないし」「英語力0だし」「貯金もないし」「本当にやりたいことなのか分からないし」など、ネガティブな感情や、不安・恐怖ばかりが膨らんでいたからです。

ずっとウジウジしていると、夫から

「この金額は、1年間フルタイムでアルバイトをすれば回収できるよね?だったら、挑戦してみてできなかったら、諦められるじゃん」

何気ない一言に背中を押されました。

確かに、フリーランスとしても不安定、柱が作れないのであれば潔く諦めて

会社員という転職の道へ必死に頑張れるかも、と腹落ちし、入学を決意。

入学を決めた時に自分ルールとして決めたことは

「絶対に1年で支払った分の元を取る」です。

実際キャリアスクールを受講した率直な感想は

既に外国人向け料理教室を実施している講師の先生が所属している

一歩先に進んでいる人のいる環境がとても良かった

経験者は語るとはその通り。

自分の抱えてた不安や悩みの解決策の提示を

してもらったり、心から応援してもらえたり、コミュニティに所属できたことは

今でも大切な財産です。

当時、頑張ったことといえば、情報発信。

フォロワーが増えても増えなくても、英語が完璧じゃなくても

3日1回はインスタ投稿(3年継続できました)

フォロワーへ「Thanks」メッセージを送る

見込み客になりそうな人へDM

を継続しました。

その結果、インスタ投稿半年ほどでフランス人の女性から

「あなたのオンラインレッスンに興味がある」とメッセージが来ました。

英語力が0の状態で、料理教室の開催をするか選択に迫られた時

受注するか迷いました。準備が2割もできていなかったからです。

その時、仲間の先生に言われたことは

英語力不安→「英語力って、結局お客様がどこまでのレベルを求めるかだよね。やってみないと分からないよ」

価値提供できるか不安→「やってみないと分からないよ。もし落ち込んだら、お食事に行きましょう!絶対大丈夫よ!」

アドバイスとポジティブな声をいただき、実際に受注。

結果は、お客様はリピーターになってくださいました。

このような仲間がいたからこそ、継続できたり、モチベーションに繋がっていました。

余談ですが、コミュニティで繋がった方と卒業後も交流があり

今でもお仕事協力のご依頼をしていたりもしています。

なお、キャリアスクールに入学した時に決意した「元を取る」は、無事に達成できました。

フリーランス2年目

ランサーズ受注のお仕事は継続依頼をいただき2年目、安定して毎月15万〜20万の収入がありました。

外国人向け料理教室も、リピーターもでき、オンラインとリアルの受注もできるまでに。

この時、もう1つ柱を増やそうと思いました。

理由は、ランサーズ受注のお仕事案件で不穏な空気を感じたこと、東京オリンピックが延期、インバウンド受け入れが縮小されたこと。

継続案件では、徐々に抱える案件が減少、内部のフォローも少なくなるなど、このまま事業部として継続依頼をもらえるか不安だなと感じたのです。

また、外国人向け料理教室は、オンラインレッスン以外の対面レッスンでは、コロナの影響によるインバウンド訪日規制を行っていたため、想定以下の集客となることが目に見えてました。

そこで、クラウドソーシングで新規お客様を探し。

すると、女性向けキャリアスクールを運営している方と出会いました。

偶然にも、私が経験してきたことと親和性もありご依頼いただけることに。

最初は研修からのスタートでしたが、徐々に色々なお仕事を任せてもらえるまでになりました。

最初のご依頼案件は、「カウンセリング」です。しかし、私自身はカウンセリングの経験はありません。

できるか不安という中で、お仕事を通して成長できそうと感じ、挑戦することに。

見よう見まねで目の間のお仕事に全力投球、毎回業務のあとは録画を見返して改善点を考える、ひとり様反省会を繰り返す日々。

ありがたいことに、相談をするとフィードバックやアドバイスをいただけるクライアントだったので、お仕事を通して「伝えるスキル」「話をまとめるスキル」「聞く力」などコミュニケーションスキルを磨くことができたのです。

また、自身がキャリアスクールに通った経験を通して、在校生の方の背中を押したり、どうすればお仕事挑戦ができるのか、具体的な考え方や行動を伝えることができる環境に、働く意義を感じました。

元々、「人に伝える力がない」「話すのが苦手」と自己認識していましたが、

仕事を通して、自分の強みの発掘やりがいを感じることを見つけることができました。

今では、食のクリエイティブスクールMiaにてフリーランスの仕事の始め方など講義を担当する講師として、登壇させていただくまでになっています。

不定期ですが、無料相談会で悩んでいる方に向けてアドバイスをする担当も担ってますので、食の在宅フリーランスに挑戦したい、始めてみたいと感じている方、興味があれば、以下よりご確認ください。*紹介者に「UTAKO(うたこ)」と名前を書いていただけると、この記事から来ていただいたことがわかります。*頑張れそうな環境は自分で見つけて欲しい想いから、押し売りは一切していません。

無料キャリア相談会&説明会

仕事を通して発見した、新しい強み、実績を活かして、小中学生向けのキャリア講師としてのお仕事など、在宅講師業を複数担うまでになりました。(全てクラウドソーシングでのマッチングです)

この時点でお仕事は5本柱

・ライティング案件

・アシスタント事業部カスタマーサポート運営スタッフ

・外国人向け料理教室

・女性向けキャリアスクール、プランナー

・小中学生向けのキャリア講師

時間工数を考え、ライティング案件は契約満了に。

アシスタント事業部カスタマーサポート運営案件は、予想通り部署がクローズするとのこと

スタートから最後まで携わり、年明け早々に3月で契約満了となりました。

単価アップに向けた行動

抱える案件自体は、縮小。

しかし、継続依頼いただいているクライアントとの関係は比較的良好で

稼働工数にゆとりができたこと、できることを伝えると、色々なお仕事をいただくことができました。

同時に、自分の活動の情報発信も開始。

facebookには前職の上司や同僚、友人がいます。フリーランスになったばかりの時は

私の活動を知られるのは恥ずかしい

失敗して諦めた時のリスクを考えると、自分のことを話すのは怖い

と考えてました。

2年間、自分の決断で行動してきた結果、やってきたことに自信が持てるように。

ちょうど、インバウンド需要も回復傾向にもあり

思い切って、外国人向け料理教室の活動内容をfacebookに投稿するようになりました。

すると…

新卒入社でお世話になった会社の社長から連絡が。

「今度インバウンド向け旅行会社を立ち上げるけど、スタートアップ手伝わない?」

組織作りや会社づくりは経験がなく、自分の事業も個人活動レベル。会社の事業の0→1構築は未経験。

正直、自分に価値提供ができるのか、とても迷いました。

しかし、お仕事チャンスもご縁。自分のタイミングで仕事が来ることはこの先あるのか?

と考えた時に、「やらぬ後悔よりやった後悔!」と依頼を受けることにしました。

その結果、月額高単価での継続依頼受注につながったのです。

フリーランス3年目

フリーランス3年目に差し掛かると、実績や経験も積み重なり自分に自信を持てるように。

また、インバウンド向け旅行会社の事業立ち上げを手伝ったことで、

色々な人との出会いや

戦略の立て方、考え方、数値目標設定、収支報告など、自分が苦手だと感じていた分野を

経験ある人から学ぶことができました。

例えば、経験を活かして、インバウンド向けアクティビティサービスを販売したい方のサポートなども行なっています。

掲載サポートサービス例:https://www.getyourguide.jp/tokyo-l193/tokyo-tea-ceremony-wagashi-trial-tour-in-japanese-garden-t761267/

また、仕事を通した出会いも増え、

新しく出会った方とお仕事をするなど、クラウドソーシングに頼らなくてもお仕事受注に繋がるまでになったのです。

徐々に規模が広がると、私自身の時間工数も足りなくなり、一部、業務委託でお仕事を依頼するフェーズに。

また、人との出会いが広がる中でクラウドソーシングを通さない

BtoB(企業と企業)の取引では、フリーランス(個人事業主)ではなく法人の方が信用があることに気がつきました。

お仕事受注交渉をする時に「法人じゃないの?」と聞かれることが増えたのです。

そこで、会社の起業を視野に。

調べると、年収1,000万になると節税になるなど色々な説があり

まだ、時期尚早かもと思いつつ、以下理由で会社起業を決意しました。

法人取引をメインに事業を行う方針にする、そのため信用目的での法人化

②業務委託をする際、フリーランスの子達が実績として信用ある提示ができるようにする

晴れてフリーランス3年目に入った2024年3月15日に会社の設立。

ちなみに、会社起業をする時はFree開業サポートを活用しました。

税理士や司法書士など、自分で探すことなく、freeのコーディネーターが無料でサポート。

自分で行ったことは、「国税」「法務局」「登記のためのオフィス探し」くらいです。

手順に沿ってサポートしてくれるので、定款準備なども在宅・ローコストでできました。

起業後は、長期継続案件のクライアント

旅行会社のスタートアップに携わった経験を活かして

業界に縛られず「総合ビジネスコーディネーター」として、マルチタスクに業務を行う

スタートアップ運営サポートなどの業務をご依頼いただいています。

これから

次の目標は、人材能力開発と、雇用創出に貢献することです。

目まぐるしく変化する時代の中で、働きやすい働き方、やってみたいことに挑戦できる

そんな社会を作るべく、常識にとらわれず

色々な角度から社会活動を通して、貢献したいと考えています。

具体的に、動いているプロジェクトもありますが、まだまだ試験段階中。

これからも、挑戦し続けていきます。

さて、ここまで読んでいただきありがとうございます。

ここからは、実際に経験して感じた「フリーランス」についてお話ししたいと思います。

完全に私個人の意見となるので、情報収集の参考としてくださいね。

フリーランスの働き方メリット・デメリット

現在、勤務場所と稼働時間は自由に選択ができる生活になりました。

そんなフリーランスの働き方のメリット・デメリットをご紹介しましょう。

【メリット】

・全ての選択に決裁権がある

→稼働時間、場所、お取引するお客様…全て自分で決めることができます。

これが、フリーランスの「自由」というイメージに繋がっていますね。

私は、全て自分で決めることができる自由な環境が肌にあっていました。

・収入の飛躍力が違う

→今は1,000円でも、3,000円の案件を受注できれば、いきなり+2,000円アップします。

私自身も100円スタートから、この記事の執筆時点では平均月商50万円以上です。

大きな案件を単発受注できた月は、月商100万円達成したことも…。

・仕事を通してスキルアップができる

→自分のスキルを磨きたい仕事を受注できれば、仕事を通して学び、活かし、実践ができます。

身につけた経験やスキルはなくならないので、次に繋げたり、ピンチの時に活かしたり自由自在。

・経費利用ができ、節税に

→フリーランスは、仕事のために必要なことは経費精算ができ節税に繋がります。

例えば、プログラミングの仕事を受注したいな→プログラミングスクールへ通う→案件受注→スクールの受講費用を経費として計上できる。というイメージです。

サラリーマンは、自己投資(キャリアスクールに通う)、仕事関連の書籍代は全て実費。

否応なしに、各種税金は給与から天引きです。

・人との繋がり

→行動をして外に目を向ければ、仕事を通して色々な人に出会えます。

OL時代では、絶対に話ができなかった人と仕事ができたり

普段生活する中では出会えない人と交流ができたりします。

会社員では、「会社名」「会社の関係」で人間関係が構築されることがほとんど。

1人の人として繋がることができるのが、フリーランスだと思います。

【デメリット】

・日本では社会的信用が薄い

→会社経営者も含め、日本では社会的信用が薄いです。例えば、住宅ローン・賃貸契約審査など

貯金がいくらあるのか、口座残高・取引履歴など確認されます。

・税金関係を自分で行わないといけない

→確定申告などなど…義務教育では学ばなかったことができるようになる必要があります。

・自分で将来へのリスクヘッジを考えないといけない

→厚生年金などありません。老後の資金計画など自分で行う必要があります。

・継続できなくなったら終了

→不労所得を除き、立ち止まったら収入はなくなります。

サラリーマンも同様ですが、失業保険などの受給ができないので収入減のスピードが早いです。

フリーランスに大切なこと

私がフリーランスとして活動する中で大切にしていたことは5つ。

①行動力

学ばないと前に進めない、怖いという方を多く見てきています。インプットをして満足しても、その先には繋がりません。

個人のスキルを誰かに提供し報酬をいただくことは実績に繋がるので、とにかく小さいこと、できることから行動するよう心がけていました。

とはいえ、新しい挑戦をする時は不安もあります。

そんな時は、金銭的・物理的リスクは考えますが、感情など「不安」「恐怖」「他者の目を気にする」など未来のことでは悩まないように意識しています。

まずは行動してから、「できる」か「できないか」「好き」か「嫌い」か事実や結果で判断するように心がけてます。

②継続力

継続は力なりです。フリーランスは自分で考えて判断して決断ができる環境だからこそ

案件に対して「やりたくないな〜」「つまらないな〜」「自分には無理」と感じることもあります。

しかし、仕事を通してスキルアップができると前述したように

単発の案件ばかり受注しても、スキルや単価は上がりません。

もちろん、クライアントの企業体力は見極める必要はありますが

長期継続案件=クライアントの信頼、内部での重要なポジションの確立につながります。

基本的には、つまらない、興味のない仕事と感じても

節目を迎えるタイミングで契約満了にするようにしていました。

・部署がクローズするタイミング

・社員が入社したタイミング

・時間工数の確保が難しく、既存クライアントへ事情を話して双方円満に納得できたタイミング

など、自己の感情都合で契約満了にしないよう心がけていました。

その結果、契約満了をしたクライアントから、後日新規案件の打診の連絡をいただけるなど

縁を繋げることができています。

③環境

雰囲気の良い環境に身を置くように心がけています。

「環境で人は変わる」という言葉はその通り。

例えば、チームで仕事をする時、半数以上がネガティブ思考、相手に否定的な意見は本人に直接言わず、人を使って伝えようとする人がいる環境だったとします。このような環境では、疑心暗鬼になり良い仕事はできません。良い情報も入ってきません。

だからこそ、自分が叶えたい理想に近い人、1歩先に進んでいる人のいる環境に飛び込むようにしています。

④感情のコントロール

小さな成功体験を積み重ねていくと、自然と自己肯定感に繋がります。

とはいえ、落ち込むこと、誰かを否定したくなることもあるのが現実。

色々なクライアントがいるので、価値観の物差しから逸脱した人に出会うとモヤモヤ…。

そんな時は、「誰かを否定する前にやれることがある」

「誰かと戦う前に、他に大切なことがある」と思うと、意外と気持ちが落ち着いたりします。

また、日々の生活が当たり前になってきたなと感じたら、会社員時代の自分と今の自分を比べるようにしています。

毎日満員電車に揺られて文句を言っている時に比べて、今は在宅でお仕事ができている

食べたいものを食べて、休みたい時に休んで、朝10時に起きても誰にも怒られない

幸せだなと感じることができます。こんな風に仕事に対して私的な感情を持ち込まないように心がけています。

⑤チャンスを掴む

チャンスは行動しないと掴めません。

自分のステップアップを感じる瞬間は「経験したことないことを体験している時」

さらに、結果を残すことができた時は自信になります。

経験したことがないけど…やります!と受注してきた案件がたくさんあります。

ライター、キャリア講師、総合ビジネスコーディネーターなど…

全てやったことがない状況からのスタートです。

自分にはできないから、と内向的なマインドで考えていたら全て断ってました。

できるか不安…だけど相手が求めてくれているからやってみる

できないことは諦めず、できるように仕事を通して努力をする

この考え方は、フリーランスとして前進していく時に大切だと実感しています。

最後に

良い点、悪い点両方あるフリーランスの働き方。

その中で、私がフリーランスや起業を選択した一番の理由は

できることが増えると人生の選択肢と自分の中の世界が広がるからです。

・生活する中では出会えない人と仕事ができる

・やりたいと思ったことを即実行できる

・新しい世界を知ることができる

この環境が性に合ってました。

サラリーマン、会社員の働き方は否定はしません。

しかし、圧倒的に個人で活動した3年間で得た

スキル、経験、人との繋がり

は、会社員では絶対に得られなかったと言っても過言ではありません。

会社員時代は「会社を続ける」か「転職するか」の2択でした。

今は、自分にできること、前向きに考えられることであれば無限に選択できます。

振り返ると、クラウドソーシングサイトで受注した1記事100円(1文字0.1円)のお仕事から

ここまで広がるとは夢にも思いませんでした。

何もない状況からここまで歩んで来れたのは

できることから行動したから

必要なことや足りないことは、学んで実践をすることで大体できるようになります。

中には、「一番効率のいい方法でやりたい」「失敗したくない」と考える人もいますが

恐らく、考えれば考えるほど、モヤモヤが募り行動できないのではないでしょうか?

その理由は、経験したことがないから、自分の中で答えが出せず行動ができないのです。

すると、いつまでも動けないループへ…。本当にもったいないです。

小さなことでも1つ1つできることが増えると、自分の中での選択と答えの幅も広がります。

もし、「こうなりたい」「やってみたい」とイメージしていることがあれば

ぜひ、今の自分にできそうなことから始めてみてください。

きっと、

・自分にフリーランスが向いているのか

・会社員のままがいいのか

・副業がいいのか

・どんな仕事が向いているのか

・自分の強みは何か

実際に経験していくことで、答えが出ると思います。

ここまで読んでいただいた、皆さんの明るい未来とご活躍を心から応援しています。

セッションを希望される方

副業やフリーランス、起業のスタートのやり方、直接話を聞きたい、

相談したいという方向けに窓口を作りました!

・興味はあるけど、何から始めていいかわからない

・収入不安定なイメージ、リスクヘッジはどうすればできる?

・フリーランスに大切なことは?

・経験ベースに話しを聞きたい

・外国人向けに興味あるけど、何からスタートすればいい?

などなど…

ご希望の方のみZOOMオンラインにてご相談承ります。

以下サービス・Instagram DMより

お好きな方法でご連絡、ご相談ください。

▼直接お申し込み

お試し:未経験から副業の始め方についてビデオ通話で相談

▼インスタDMで相談する

インスタ:@utako.cooking

▼食に特化した在宅副業をやりたい方

食のクリエイティブスクールMiaにてフリーランスの仕事の始め方など講義を担当する講師として、登壇しています。

食に特化して、在宅副業・フリーランス育成しています。

「フードライター」「レシピ開発」「料理動画制作」「オンライン料理教室」など…

現役で、その分野に活躍している講師が所属しています。私は、クラウドソーシングを活用してお仕事を始めるやり方・交渉の仕方・単価UPについて講義しています。

不定期ですが、無料相談会で悩んでいる方に向けてアドバイスをする担当も担ってます。

以下申し込みフォーム「歌川」が担当の日にお申し込みください。カウンセリングの10~20分ほどのお時間、無料でお話を聞いてアドバイスをしています。

頑張れそうな環境は自分で見つけて欲しい想いから、押し売りは一切していませんのでご安心ください。

*紹介者に「UTAKO(うたこ)」と名前を書いていただけると、この記事から来ていただいたことがわかります。

無料キャリア相談会&説明会

利用しているサービス

実際に私が仕事をする上で、利用しているサービスをご紹介します。

▼請求書管理・作成【MISOCA】
無料で使える&個人的には一番管理しやすいです。
▼お仕事マッチングサイト【ランサーズ】
受注・発注と両方で利用しています。
クラウドソーシング「ランサーズ」
▼お仕事マッチングサイト【クラウドワークス】

お仕事の募集案件が多い印象。

https://crowdworks.jp

▼銀行口座【楽天銀行】

クラウドソーシングサイトから報酬の振込手数料が他行より安かったりします。

よければ紹介コードを活用してください。

https://www.rakuten-bank.co.jp

紹介コード【P92564446】

▼紹介コードの使い方はこちら▼
https://www.rakuten-bank.co.jp/rd/app/introduction_code/s001.html

 ▼銀行口座【住信SBI】

ATM入出金・他行宛振込回数が複数回無料で利用ができます。

法人化した際、時間がかかると言われていた【法人口座開設】

フリーランス(個人事業主)の取引を住信SBIで行い、法人口座も住信SBIで開設したところ

審査がスムーズに行われ、申請から約5営業日以内に開設できました。

ただし、事業融資などを受けたい場合はネット銀行は申請が通りにくい場合があるので注意

紹介コード【sekc4gv】
https://netbk.jp/3RVx5OA】からアプリをダウンロード、よければ、口座開設画面の最後で紹介コードを入力してください。

▼ウェブサイト制作契約サーバー【さくらサーバー】

色々な会社と比較検討した結果、さくらのレンタルサーバーを利用しています。

現在は、【外国人向け料理教室】【会社用】【動画販売用】3つのサイトを運営

外国人向け料理教室のお申し込みはWebサイト経由が9割です。

見込みゲストの、信頼安心に繋がりやすいです。

また、法人化手続き及び法人口座を設立する際、Webサイトを提出すること、活動実績を見られるので

起業を視野にフリーランスとして活動をするなら、早めにWebサイト開設は検討してみてください。

▼フリーランス時、バックオフィス管理【マネーフォワード】

フリーランスの時は、マネーフォワードで管理していました。

法人化した後は、クラウド会計ソフト freeeへ変更。マネーフォワードからの変更理由は、請求書管理をMisocaを使用していたからです。

銀行やクレジットカードと連携、領収書を写真登録できるので売上・経費管理に活用。

確定申告もマネーフォワードのデータとマイナンバーカードを持っていればオンラインで完結で楽々です。

▼動画講座用管理ツール

動画講座の販売や講座用の動画配信など、ダウンロード不可やリンクシェア・販売などできます。

YouTubeと異なり、動画の販売・レンタル、セキュリティが高く分析機能があり、お仕事用としておすすめ

https://vimeo.com

▼外国人向け料理教室用決済サービス【Paypal】

外国人向け料理教室を実施するときに、ゲストから事前にお支払いいただく決済ツールです。

私はPayPalビジネスを利用しています。

https://www.paypal.com/jp/webapps/mpp/merchant/member

▼法人登記に利用バーチャルオフィス【レゾナンス】

登記簿登録する住所は、情報公開されます。事務所契約はせず、引越しや自宅住所を公開したくない…

ローコストで手続きしたいという場合、おすすめ。都内付近の場合「郵便物事務所直接受け取り」できる事務所を推奨。

私は「事務所受取不可」で契約したら、意外と不便なことに気づきました。(登記簿住所を変更すると、有料だったり、手続きが面倒くさく…変更してないです)


 

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